どうこう

I

どうこう

（副）

〔副詞「どう」に副詞「こう」の付いたもの〕

いろいろにいうさま。 あれこれ。 とやかく。

「いまさら～言ってもはじまらない」

II

どうこう【動向】

(1)人や物などの動き。

「その後の～を知る」

(2)事態の動いていく方向。 社会や組織などの現状の傾向や今後のなりゆき。

「経済の～」「～を探る」

III

どうこう【同功】

功績が同じであること。 同じ功績。

IV

どうこう【同好】

同じ好みを持つこと。 趣味・興味が同じであること。 また， その人。

「～の士」

V

どうこう【同工】

同じ細工であること。 同じやり方であること。

VI

どうこう【同庚】

〔「庚」は年齢の意〕

おないどし。 同年。 同甲。

VII

どうこう【同校】

(1)

同じ学校。

(2)

（前に述べた）その学校。

VIII

どうこう【同甲】

〔甲子(カツシ)を同じくする意〕

同じ年齢。 同年。

IX

どうこう【同行】

一緒に連れ立って行くこと。 また， その人。

「警察へ～する」

→ どうぎょう（同行）

X

どうこう【導坑】

トンネル掘削の際， 全断面掘削に先立って掘る小さな坑道。 地質・方向・高さなどの予備調査を兼ねる。

XI

どうこう【瞳孔】

虹彩の中央にある円形の穴。 光が眼球後部にはいる時に， この部分を通る。 虹彩の働きにより自律的に大きさが変化して光量や焦点深度の調節を行う。 ひとみ。

XII

どうこう【耨耕】

熱帯地方などで， 手鍬による農耕。

→ 犂耕

XIII

どうこう【道幸】

「洞庫(ドウコ)」に同じ。

XIV

どうこう【銅坑】

銅鉱を採掘する鉱山・坑道。

XV

どうこう【銅鉱】

銅を含む鉱石。 主要鉱石は黄銅鉱で， その他輝銅鉱や赤銅鉱などがある。